皆様、新年明けましておめでとうございます。
昨年はウェブサイトが正式に公開され、予想を超える反響をいただきましたこと、大変励みになりました。
ありがとうございます。
超絶アナログに育った私は、去年までホームページやブログがなく仕事をしてきておりましたが、これを機に今まで以上に多くの人に知ってもらえるよう、日々精進していきたいと思っています。
とはいえ、やはり人と人、リアルでお会いし顔と顔を合わせてこそという根からのアナログ魂がございます。
2023年もしっかり自分の足を使いつつ、発信もしつつ走り続けたいと思っております。
本年も変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。
2023年は私にとっても大きな転機の年となりそうです。
着付師としては20年目というの節目と共に、全国で3例目となる日本舞踊の特殊な着付け(日本舞踊着付け)を伝えるための教室 ”きつけ塾こやの” をスタートさせます。
自分が “着付けをする” だけでなく “伝える” のは大きな責任もありますが、この技術を後世に残していくためです。
本来、歌舞伎や舞踊着付けの技術は、専門の衣裳屋に従事して仕事の中で覚える以外に知る由はありません。
しかし、400年以上かけて伝わった伝統の技術が今、失われようとしています。
技術は"その人"が語り、育て、伝える以外には残しようがありません。
“技術が生きているうちに学びとり、己で噛み砕き、我が技術として磨きあげ、誰かに渡す”
この積み重ねが伝統なのだと、私がこの10年間、舞踊着付けを続けてきて感じたことです。
共に学ぶ仲間と伝導師を一人でも多く排出するために2023年に「きつけ塾こやの」を始動することを決めました。
まだまだ、自身も学び続ける身でありますが、精一杯伝えていきたいと思っております。
また、今年は私は満40歳、前厄の年となります。
動き回る私にとっては身体が資本ですので、身体のケアも大切にしていきたいと思います。
最後になりましたが、2023年が皆様にとって最良の一年となりますよう、重ねてお祈り申し上げます。
きつけ処こやの
きつけ塾こやの
主宰 古谷野貢
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