「きつけ処こやの」とは
着付師KOYANOが運営する岡山県倉敷市のきもの着付けサロンです。
日本舞踊専門の技術をとりいれた「一日中着ても、カラダが楽で崩れない着付け」を提供しています。2023年からは「きつけ塾こやの」を立ち上げ、独自の技術指導にも取り組んでまいります。
代表紹介
きつけ処こやの 代表
古谷野 貢(こやの みつぐ)
肩書き:着付師 / 衣裳方(いしょうがた)
出生地:岡山県倉敷市
血液型:超A型
誕生日:1983年6月8日
趣 味:釣り
男の子(6歳と3歳)と女の子(1歳)のお父ちゃんです。
経歴
東洋きもの専門学校卒業後、キモノスタイリストのアシスタントとして修行の後、キモノ製造・卸を営む父の元へ戻る。
京都の職人の元へ足繁く通い、一流のモノづくりを目の前にするうちに職人に対する憧れが強くなった。
あるとき、着付師こそが自分が目指す職人だと気づく。岡山の着付師 西美代子氏に師事し、ゼロからプロの着付けの技術を習得。
その後、「独自の技術と発展」の重要性を感じ、日本舞踊専門の着付けの世界へ飛び込む。現代着付けに舞踊着付けの技術を盛り込み
「一日中着ても、カラダが楽で崩れない着付け」を探究してきた。
現在は、着付師として、口コミと紹介のみで岡山県・倉敷から全国を飛びまわっている。
傍ら、日本舞踊専門の着付けを行う衣裳方として各流派の舞台裏にて着付けを行っている。
また、「キモノを気持ちよく着て、笑顔になる人を増やしたい」という想いから発信活動にも注力している。
キモノをまとう特別なひとときに今までで一番輝いてほしい
「キモノをまとう特別なひとときに、お客様が今までで一番輝けるように、心から笑顔になってもらえるように」
そんな想いで、キモノのプロとしてお客様と真摯に向き合い、心に残る体験をお手伝いさせていただいております。
主役はどんなときもキモノを着るご本人です。
キモノはあくまで脇役であり、主役に華を添えるもの。
主役であるご本人が心地よい状態でいられるためには、十人十色に合わせた着付けの技術が欠かせません。
着姿が美しければ周りから一目を置かれ、きっと大きな自信になります。
カラダとココロを尊重した着付をすることでキモノが楽しくなる
「カラダとココロを尊重した着付け師でありたい」
この言葉を胸に刻み、美しさだけではなく着心地もとことん追求してきました。
なぜ私が「着心地」にこだわるかというと、キモノを着てしんどい思いをするとやはりキモノを着たいと思わなくなります。しんどさや億劫さ、着崩れの心配が記憶に残り、一日中「着付け」の心配をしないといけないのです。
本来はその日を最高の日にするためのキモノであるのに、それを少し邪魔しているのが “普段とは違う衣裳をまとう” ストレスなのです。
「キモノを着る時が楽しくなる着付け」を提供しています。
今後もますます技術に磨きをかけて、私にしかできない着付けを大成していきます。
最後まで美しい着姿のままで、苦しくない、また着たくなるKOYANOの着付けをぜひ体験してみてください。
着付師という仕事に出会うまで
東洋きもの専門学校を卒業した後は、他の人の店で経験を積んでみることが必須だと感じ、すぐに実家には戻らずキモノ業界の会社で修行しました。
修行の日々は苦悩の連続で挫折の日々を過ごし、まさに精神を鍛えられた2年間。この2年間はコヤノミツグという人間を磨くための大切な時期でした。
誰かを笑顔にさせ、選ばれる人になるには、人間力が必要です。
この2年間があったからこそ、今の自分があり、人として成長でき、コヤノミツグという人間を磨くための大切な時期だと今は感じています。
修行を終えた後、家業を継ぐために実家に戻りました。
あるとき、自分の中にある感情が芽生えます。「職人」に対する憧れでした。
仕事の一環で、毎月京都の職人方のもとへ通い、一流のモノづくりを目にするうちに「職人ってカッコええな」と思うようになりました。
目の前の生地だけに全集中する姿、その職人の背中からは、責任感と誇りがにじみ出ていました。
「自分の中に誇れるものを探さなくては!」という思いに駆られるようになりました。
着付師という職人を目指す
家業の仕事をしていると、お客さんがキモノを着た報告をいただくことが多いのですが「着付けが悪くて……」という声をよく耳にしていました。
「どんなにいいキモノを着ても、着付けひとつで印象はガラリと変わる」ということに気づきます。
私が目指したい『職人』は『着付師』だ!私の点と点がつながった瞬間でした。
それから「一流の着付師」を目指すと決意して、ひたすら技術習得に明け暮れました。
日本舞踊の着付けからKOYANOオリジナルの着付けが生まれた
着付師として活動する中で、キモノは「苦しくて、しんどい」と思っている人が多く、その悩みをもっと解消したいと思うようになります。
着付けの嫌な思い出は、キモノ離れにもつながってしまいます。
どうにか改善できる方法はないかと考えていた時、日本舞踊の舞台で着付けを行う衣裳方の技術を学ぶ機会に恵まれました。
日本舞踊の着付けは「早く・しっかり・崩れない」が基本で、しっかり締まっているのに身体は楽でいられる。魔法のような技術でした。
一般の着付けとは全く違う技術なので、交わることはないと思って始めた勉強がオリジナルの着付けを生みだすきっかけとなりました。
キモノのマナーやコーディネートの相談にのれるキモノ兄さん的存在
私の仕事は「着付け」だけではありません。
キモノを着せるだけならできる人はたくさんいます。キモノは着ていく場所、シーン、立場によって正しく選ぶ必要があります。
- 親族の結婚式に呼ばれたけど、どのキモノを着ていったらいいのかしら
- 子供の入学式や卒園式に着ていくのはこのキモノでいいのかしら
- 家にあるキモノに合わせる小物がわからない」
- キモノのお手入れってどうしたらいいのかしら
- おばあちゃんから譲り受けたキモノがあるけど、寸法が合わない」
困ったときに気軽に聞ける頼れるキモノ兄さん的存在でありたいと思っています。
同時に「会うと元気になるわぁ」と言ってもらえて「また会いたい」と思ってもらえる着付師でありたいです。
コヤノミツグの着付け 3つの特徴
いつまでも快適な着心地を実現
日本舞踊の衣裳方として得た技術を活かし、着崩れしにくく、ココロとカラダが喜ぶ着付けを行っています。「キモノはしんどい」というイメージをお持ちの方にこそ、ぜひその軽やかな着心地を味わっていただきたいと思います。
温かいコミュニケーションで楽しいお支度
楽しい気持ちで出発していただけるように、お支度の間のコミュニケーションも大切にしています。気さくで話しやすい雰囲気を心がけているので、プロの着付けに慣れていない方でもご安心ください。楽しくおしゃべりしながら、あっという間に綺麗な着姿が完成します。
事前準備とアフターケアも大切に
通常の着付は、着せて終わりですが、当店はキモノのセットや仕立てなどの事前準備もしっかりとさせていただきます。コーディネートやTPOなど、不安なことは何でもご相談ください。また、クリーニングや着用後の管理の仕方まで、すべてのアフターケアに対応させていただきます。
お宮参りや七五三の御祝いを控えた親御様へ
私自身が親になってしみじみ感じたことがあります。それは、子供が無事に生まれてきてくれたこと自体が「キセキ」ということ。
お子さんの成長、人生の節目の度に見返す家族写真は、一生大切にされるものです。かけがえのないお子さんの御祝いの日には、ぜひ晴れ姿を写真に残していただきたいと思います。
子供の世話をしながら着付けの支度なんて、考えただけでも大変そう……。こんな不安をお持ちかもしれませんが、しっかりと事前準備を行いスケジュールを決めておけば、さほど大変に感じることはありません。
着付けスケジュールの決め方
ここでは、七五三詣りを例にあげて、着付け前に決めるスケジュールについてご説明します。
まず、お詣りの日程と寺社を決めます。寺社により御祓の時間が異なるので、受付時間を確認。
写真については、お詣りの前に撮るか、後で撮るかを決めます。3歳のお子さんの場合、着付け後の綺麗な状態のうちに写真を撮ることが多いです。
撮影のタイミングに合わせて時間を逆算し、支度場所からの出発時間を決定します。
当日の着付けの流れ
ヘアメイクは着付け前に行うのがおすすめです。
1.親御さんのヘアメイク
まずは、親御さんからお支度を開始します。
2.親御さんの着付け
美容院などで行う場合、ヘアメイク完了後にすぐに着付けいたします。
3.お子さまのヘアメイク
親御さんの着付け中にお子さまのヘアメイクを行います。
4.お子さんの着付け
最後にお子さんの着付けを仕上げて完成です。
【ヘアメイクから着付け完了までの所要時間】
お母さんとお子さん、お二人のご支度の場合、所要時間は約90分です。
思った以上にあっという間に終わります。
時間に制約がある場合、親御さんのヘアメイクと同時にお子さんの着付けを行うことも可能です。ヘアメイクさんと着付師が臨機応変に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
衣裳の事前確認も念入りに
当日お支度をスムーズに行うために、必ず衣裳の事前確認をさせていただきます。
お子さんのキモノは「揚げ」といって、体格に合わせてあらかじめ縫い上げる作業が必要です。御詣りの日より約1ヶ月前に採寸をして縫い上げます。
親御さんのキモノに関しても、小物のコーディネートや必要な備品が揃っているかなど、細かなところまで事前に確認いたします。
キモノに慣れていない方、不安や疑問がある方はなんでもお聞きください。私が責任を持って対応させていただきます。
お宮参り、七五三、どちらの着付けもたくさん経験してきたので、皆様のお力になることができれば幸いです。
着付けのご予約・お問い合わせはライン公式、または下記フォームにてご連絡ください。